【SIMフリー】いつから始まった?

10月
28

“今回は、SIMフリーがいつから始まったのか?
総務省と通信会社各社のそれぞれの想い、ユーザーが好きな通信会社を選べるようになった時代の背景についてご紹介します。
SIMロックとか、SIMフリー、SIMカードという言葉が当たり前になった今ですが、
まだまだ聞き慣れない方、自分で説明までは出来ない方も多いと思うので、この機会にSIMフリーが始まった経緯について、是非一緒にみていきましょう。
またこれを機に、SIMフリースマホを考える良いきっかけになれば幸いです。
■2015年5月からスタート!
SIMフリースマートフォンが、始まったのは2015年5月以降になります。
2014年12月22日に、総務省から「SIMロック解除に関するガイドライン」が発表されたのを覚えている方はいらっしゃいますか。
これは、ユーザーが国内の携帯通信会社に、端末のロック解除を求めた場合、通信会社はこれに応じることを義務付けたものです。
2015年5月以降に発売される全てのスマートフォン、携帯電話はこれに準ずるものでなければない、という決まりが発表されたのです。
これまで、総務省はSIMフリー事業を推進することで各自通信会社との競争を促したい、と活動を続けてきました。
しかし、一方で通信会社各社はSIMロックをすることでユーザーを縛り、他社との契約をさせないようにしていました。
これにより、顧客を守っていたのです。
また一度契約すると、2年間はユーザーを縛れるので大手通信会社は、SIMフリーにしたくなかったのかもしれませんね。
現在は、どの通信会社も契約期間の縛りもないですし、解約手数料もかからないものがほとんどなので安心です。
■好きな通信会社を気軽に選べるように!
これまでは、他社との契約をする際は持っているスマートフォン、携帯電話自体も新しく買い換える必要がありました。
そうでないと、SIMカードが挿入できずスマートフォン、携帯電話本体を使うことができなかったからです。
総務省の狙いは、SIMロックを解除することでどんな通信会社のSIMカードを挿しても使えるようにすることでした。
例えば、ドコモからau、格安スマホに変えたとしてもSIMフリーにすることで、ユーザーが選びやすくなり、より安く、より高速なプランを選びやすくしたかったのです。
現在はSIMフリーになり、端末本体も買い替える必要がなくなったため、通信会社選びもとても楽になりました。
■世界中どこでも気軽に使える!
SIMフリーになる前は、海外でスマホを使う場合、電波や周波数を確認したり、高い通信量を払わなければ海外での通信は難しく、高額な費用が必要でした。
現在は、SIMフリーが主流になったため、海外の地元で売っているSIMカードを購入し差し替えるだけで安価な値段で気軽にいつでもどこでも、通信ができるようになりました。
日本では、iPhoneの保持者が半数以上も上回る「iPhone天国」と呼ばれていますが、2014年秋に登場した『iPhone 6』と『iPhone 6+』以降、SIMフリー版となっています。
海外によく行く方、海外でも安心して使えるスマートフォンがいい、という方に指示され続けているブランドとも言えます。
気になる方は、今お使いのスマートフォン、携帯電話をチェックしてみてくださいね。
■まとめ
SIMフリー、SIMロック、SIMカードという言葉が注目を集めるようになり9年ほど経ちましたね。
これから、通信会社を変えたい方、総務省の狙い、各通信会社がこれまで抱えていた課題、ユーザーがこれからどうあるべきか?
今後はよく考えて選ぶ権利が私たちにはある、ということを忘れないで頂きたいです。
総務省がSIMロック解除を義務化し、SIMフリーになるように提供してくれた背景があり、今の自由な選択ができる、ということを改めて肝に銘じながら今後の参考にして頂きたいです。”

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