「他人の時間を奪う罪」に気付かないうちは、働き方改革はうまくいかない

8月
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先進7カ国の中で、日本は長らく「生産性が最も低い国」というありがたくない称号を与えられています。これを象徴するエピソードとして、日本マイクロソフト マイクロソフトテクノロジーセンター センター長を努める澤円氏は、ビジネスインターンとして同氏の元にやってきた若いビジネスパーソンの話を紹介したのです。同氏は、日本企業では昔からお決まりの「ほう(報告)、れん(連絡)、そう(相談)」についても、「報告も、連絡も、相談も、どれも等しく重要ですが、報告と連絡は主に『現在より過去の事柄』が中心で、相談は「未来の事柄」が中心です。従って、主に過去を扱う報告と連絡は、工夫次第で大幅に効率化できる余地があります。つまり、報告と連絡、相談に費やしている時間を棚卸しすることが大事で、逆に時間軸の発想が抜けていると、どんなツールを導入しても働き方改革は必ず失敗します」と述べ、“時間に対する意識”を研ぎ澄ますことの重要性を説いたのです。

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